この記事で分かること
- 我が家が「土地+建物3,500万円以内」にこだわった理由
- 住宅ローンの金利が上がると、返済額はどれくらい変わる?
- 固定金利と変動金利、それぞれの違い
- 理想的な土地が見つかったのに、我が家が新築を諦めた理由
今回は前回の続きのマイホームについてです。
2026年10月より、金利が上がりましたね。これから住宅ローンを組もうと思っている方に参考になればいいなと思い、今回の体験談を書きました。
ちなみにこの金利が上がる少し前のお話です。理想の土地を諦めた先で、私たちが探したものとは…?
前回のナフサショックで理想的な立地にある土地を諦めたお話はこちらから。⇩

金利上昇の知らせ|土地+建物で3,500万円なら、新築を建てられる?
前回いいなあと思っていた土地価格は1,000万円。
仮に土地価格が1,000万円だと、そもそも建物が3,000万円なら4,000万円、建物が2,500万円でギリギリ3,500万円…。完全に予算オーバーでした。
しかも、前回の理想的な土地を断った直後に金利が上がるという知らせが…!ガーン…。
何もかもタイミングが悪く、『今は見送りの時期なのかな…』なんてマイナスな事ばかり考えていました。
近隣でも良い物件情報がなかなか出ないため、実家から少し離れた土地を探していました。
丁度そのころ、家から少し離れた田舎に500万円前後の土地が出ました。田舎とはいえ、実家から車で20分圏内なのでそこまで不自由しない距離です。
見に行ってみると、自然豊かではあるものの、近隣も新築が多く私たちには好条件な場所でした。
金利が上がるといくら違う?|予算3,500万円以下にこだわる理由
まず、なぜ予算3,500万円にこだわっているのかというところから説明しますが、我が家が「3,500万円以内」と考えていたのは、単純に家そのものの価格だけを見て決めたわけではありません。
住宅ローンは何十年もかけて返していくものなので、金利が少し変わるだけでも、最終的な支払額は大きく変わります。特に、私たちが気になったのは以下の3点です。
- 金利が上がるという知らせを聞いた
今回10月頃に金利が上がるという知らせが来たので、確実に住宅ローンの支払金額が変わるから、というのが大きな要因でした。金利が0.1%上がるだけでも総支払金額が変わるからです。実際に今回2026年10月からは、私が利用している銀行では約0.3%上がりました。 - 家を購入後の出費に備えなくてはいけない
家を買った後も固定資産税や火災保険、修繕費など、住宅ローン以外にもお金がかかります。また、我が家は子どもがワンパクだったため、借家から出る際にいくら支払うのか?とても怖くて少し手元に残しておきたいという気持ちもありました。 - 家具はそのまま使う?買い替える?エアコンも追加購入を検討
我が家の家具類のほとんどは夫が独身時代から使用しているモノが多く、半分以上は10年以上使用していたので、引っ越しを機に買い替えたいと思っていました。
また、現在の住居は3DKにも関わらずエアコン一台しか所有していないため、最低でも1台は追加で購入しなくてはいけません。
エアコンについても、2027年から価格が上がるという話を聞いていたので、できるだけ早めに購入しておきたいと思っていました。
家にかけられるお金をギリギリまで使うのではなく、できるだけ余裕を残しておきたい。そんな気持ちから、我が家では土地・建物を合わせて3,500万円以内をひとつの目安にしていました。
ちなみに、金利が上がるって言っても0.3%程度でしょ?と甘く見てしまうのは危ないです。
例として3,500万円借りる場合、どのくらい違うのか比較してみましょう!
| 金利 | 月々の返済 | 総返済額 |
|---|---|---|
| 0.5% | 約9.1万円 | 約3,814万円 |
| 0.75% | 約9.5万円 | 約3,988万円 |
| 1.0% | 約9.9万円 | 約4,161万円 |
| 1.5% | 約10.7万円 | 約4,480万円 |
| 2.0% | 約11.6万円 | 約4,865万円 |
0.75%から1.0%(0.25%)に上がった際に、月々の支払いは4,000円も上がります。月々4,000円と聞くと、「それくらいなら大丈夫じゃない?」と思うかもしれません。
でも、35年間という長い期間で考えると、総返済額では約173万円もの差になります。もちろん実際の住宅ローンは、借入先や金利タイプ、金利が上がるタイミングなどによって変わります。
※今回の表は、3,500万円を35年間、同じ金利で借り続けた場合の単純比較です。
固定と変動の違い|結局どっちがお得?
住宅ローンの金利には固定と変動があります。実際にどちらがお得なの?と聞かれるとこれは難しいところで、私も結構悩みました。
通常の数字だけ見れば変動が安く見えます。ただ、今のように金利がまだまだ上がるよ!っていうフェーズに入っている場合、一概に変動がいいとは言えません。
住宅ローンの固定と変動、どちらがお得?
📌変動金利ってどうなの?
変動金利は、その名の通り、借りた後の金利が変わる可能性があるタイプです。
借り入れ当初の金利が固定金利より低いことが多いため、今の返済額を抑えやすいのがメリット。
一方で、将来的に金利が上がれば、返済負担が増える可能性があります。
「今は安いから」という理由だけで決めるのではなく、金利が上がった場合にも返済できるかを考えておく必要があります。
- 今の返済額を低くしやすい
- 金利が上がらなければ有利
- でも将来、返済額や総返済額が増える可能性あり
📌固定金利ってどうなの?
固定金利は、決められた期間の金利が変わらないタイプです。
特に全期間固定なら、借り入れ後に市場の金利が上昇しても、基本的にローンの金利は変わりません。その代わり、変動金利よりも最初の金利が高めです。
「多少多く払ってでも、将来の金利上昇を気にせず生活したい」という人には向いています。
- 最初から返済額を読みやすい
- 金利が上がっても基本的に影響を受けない
- その代わり、最初から金利が高め
結局、固定と変動のどちらが得なのかは、その後の金利がどうなるかによって変わります。
金利があまり上がらなければ、低い金利で借りられる変動金利のほうが総返済額を抑えられる可能性があります。
反対に、金利が大きく上昇すれば、最初から固定金利を選んでおいたほうが結果的に安心だった、ということもあります。
つまり、「絶対にこっちが正解」というものではないんですよね。
我が家の場合は、この時点では「まだ変動かな……」と思っていました。
ただ、金利が上がる可能性を考えると、そもそも借りる金額自体をできるだけ抑えることが大事なのでは?と思うようになりました。
かなり理想的な土地+建物だった|それでも決めなかった理由
どちらにせよ、金利が上がるかもしれないという事実がある以上、私たちは少しでも金額を抑えておきたいという気持ちがありました。
話は戻って、先ほどの3,500万円のお家の内容としてはこんな感じです。
- 土地+建物込みで3,500万円
- 土地は田舎寄り
- でも実家から車で約20分
- その土地がかなり安い=建物にお金をかけられる
- 「これなら結構いい家が建てられそう!」となった
土地だけを見ると、我が家にとってはかなり魅力的でした。実家からも車で約20分。
周囲も比較的落ち着いていて、「ここなら子どもたちと暮らすのも良さそうかも!」と感じました。何より、土地がかなり安かったので、建物に約3,000万円をかけられるのが大きかったです。
「3,500万円以内で、これなら結構いい家が建てられるんじゃない?」と、かなり前向きになっていました。
正直、これだけ見ると『即決してもいいレベル』に見えます。
私たちもここでいいのかな…と思いました。
でも、この物件はしばらく保留に。
これだけ好条件なら即決でもいいのでは?と思うかもしれません。
私たちが一番引っ掛かっていたのは『この工務店は大丈夫なのかな?』ということ。
というのも、今回の工務店はかなり最近できた会社で、周りにもこの工務店で建てた人がいなかったため、情報が何もなかったんです。
前回にもあったように、ナフサショックが起きた少し後だったため、地元でも何件か工務店が経営難でなくなっていきました。そんな状況で、家の情報も分からないまま建てる、ということに一抹の不安があったんです。
じゃあ、『この土地を別の工務店やハウスメーカーで建てればいいのでは?』と思う方もいたでしょう。これが、建築条件付きの土地のために今回の工務店でしか建てられない状況でした。
建築条件付きの土地とは?
建築条件付きの土地とは、簡単に言うと「この土地を買うなら、指定された工務店やハウスメーカーで家を建ててください」という条件が付いた土地のことです。
つまり、私たちとしては、
- できたばかりの工務店だったから、施工実績がまだよく分からない
- どんな家を建てる会社なのか判断しづらい
- 3,000万円近く払うなら、もう少し施工事例などを見てから決めたい
といった、小さいもやもやがあり、モデルハウスが良くても、不安要素があるとなかなか決断できなかったり。大きなお金を払うからこそ、もう少し時間をかけて確認したかったという気持ちが大きかったのです。
それでも理想の土地だったから、ずっと探し続ける
「じゃあ別の土地と工務店かハウスメーカーを探せばいいじゃん!」
となって、いろいろ探すものの、
- なかなか条件に合う土地がない
- 新築だと予算との兼ね合いもある
といった気持ちが大きく、「もう新築は諦めようかな?」や、「家を買うこと自体、もう少し先にしようかな。」という風に考えるようになりました。
突然2件の中古物件が出てきた
「金利も上がるし、もう家探しを諦めようかな?」と半ば諦めかけた所に、中古物件が2件出てきました。しかも、そのうちの1件が今回契約した物件。
なんとなく見ていたat homeでチャンス再び到来となったのです!
そして最終的に、新築を建てるつもりだった我が家が、中古住宅を買うことになりました。
不思議なことに、なんだか上手くいかない物件は全て諦め、なんとなく探していて一応見に行ってみようか、といった感じであれよあれよと決まったのです。

ピンチはチャンス…ってこと…?!

まあ、この後もピンチは訪れるんですけどね…。
次回は今回の続きで、中古物件2件を見学に行ったお話です。良かったらまた読みに来てくださいね。
以前住宅ローン審査が通らなかった時のお話も良ければ読んでいって下さい♪⇩





